産官学連携授業をのぞいてみよう!

市役所からの依頼で“思い出に残る”婚姻届をデザイン!

「入籍したことも、結婚式のように思い出に残して欲しい…」
寝屋川市役所の方からのお手紙をきっかけにはじまったプロジェクトです。

発表・プレゼンまでの流れ

1.デザインコンセプトから考えました

皆で机に向かってじっくり考えながら、アイデアを出し合いました。ブライダルの知識はあっても、デザインや企画ははじめて。苦戦しながらも「自分たちの新しい視点」を大切に取り組みました。

2.フィールドワークを実施

もっと寝屋川のことを知るために、みんなで寝屋川市へ。実際の街並を自分の目で見たり、資料館や名所などを訪れたり…。寝屋川の特長や印象を、写真と共に記憶にしっかり残してきました。

3.チームごとにプレゼンテーション

寝屋川市役所の方々、そして実際にデザインに落とし込んでくれる制作会社のデザイナーさんたちの前で、各チームがデザイン案を披露。合計13ものデザインが発表されました。

4.寝屋川の桜並木をモチーフとしたデザイン案に決定!

市民の皆様の投票の結果、寝屋川市のシンボルである桜をデザインに取り入れた案が採用されました。

ココが本物!

市役所の方と打ち合わせ

寝屋川市役所にお邪魔して、ご担当者様と打ち合わせをしました。「お役所」という慣れないシチュエーションに皆緊張気味。それでも企画主旨を確認した後、「素敵な婚姻届をつくります!」と、熱い思いを伝えてきました。

プレゼン資料ももちろん自作

市役所・制作会社の皆さんに披露するためのプレゼン資料も、ゼロから自分たちで制作しました。手書きでラフデザインを描いたり、スライドを使ったり。「どうすれば伝わるか」を考える良い練習になりました。

大勢のプロの前で発表

学生がプレゼンをしたのは、市役所のご担当者様や、制作会社の方々といったその道の「プロ」ばかり。ずらっと並ぶプロの大人たちに誰もが緊張!通常の授業では絶対に得られない学びは、貴重な経験になりました。

デザイン案は市役所に掲示し、
市民投票

学生が考えた13のデザイン案は、市役所の掲示板に2週間貼り出され、来所する市民の皆様に投票していただきました。自分たちが創ったものにこれほどリアルで正直なお声をいただく機会ははじめてでした。

担当した先生のコメント

悩みながらも結婚する
ご夫婦の思いを想像し続けた1年でした。

市役所の方とのコミュニケーションや、デザイン企画というはじめての取り組み、そして婚姻届という法律が関わるツール…学生たちにとっては戸惑ったり、悩んだり、様々な苦労に直面した約1年間でした。ところどころで自分たちの思いが先行してしまい、実際に結婚する方々の思いを想像し続けることが難しかったようです。それでも、デザイン会社から婚姻届ができ上がってきた時の学生たちの喜びの表情や、投票の結果、採用案に選ばれたチームの歓喜の声は、学生たちにとっても、一緒に考えた私にとっても忘れられない思い出になりました。